要素認識エラーの原因と解決方法|RKシリーズトラブルシューティング
ノウハウ

要素認識エラーの原因と解決方法|RKシリーズトラブルシューティング

2026.05.168分で読めます
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「要素が見つかりません」エラーの対処法

RKシリーズでシナリオを実行中に「要素が見つかりません」といったエラーが出た場合、どのように対処すればよいでしょうか。今回は、原因の特定方法から解決策まで、具体的な手順を解説します。

RKで認識できる要素の種類

RKシリーズで認識できる要素は、大きく以下の3種類に分類されます。

  • UI要素:Windowsアプリケーションのボタンや入力欄などの画面要素
  • HTML要素:Webブラウザ上で構成される要素
  • SAP要素:SAPシステム上の専用要素

上記3つの要素すべてにおいて共通することは、設定している要素とエラー時の要素が一致しているかどうかが原因の核心となります。

要素が変化しているかどうかを調べる方法

要素を調べるためには、以下の手順で確認することができます。

調査手順

  1. エラーが発生したら、ウィンドウを閉じたりページ移動はしないでください
  2. RKのエディター画面を開く
  3. エラーになったアクティビティを選択
  4. レコード機能を起動
  5. 設定していた箇所と同じ箇所をクリック
    • 新規アクティビティとして、マウスクリックのアクティビティが追加されます
  6. レコード機能を閉じ、このまま反映を押下
  7. マウスクリックアクティビティの「三」ボタンを押下
  8. XPathの値をコピー
  9. メモ帳やExcelファイルを開き貼り付け
  10. 元のエラーになっていたアクティビティも同様にXPathをコピーして貼り付け
  11. XPathを上下に並べることで、要素が変化していたかどうかを明確に確認できます

要素が変化していなかった場合

XPathを比較した結果、要素が変化していなかった場合、以下の原因が考えられます。

考えられる原因

  • フレーム要素が変化している可能性(HTML要素の場合)
  • 指定の要素が別ウィンドウなどで目視できていない可能性(UI要素の場合)

改善手順

  1. 「ウィンドウをアクティブにする」アクティビティをエラー箇所の前に設置
    ウィンドウが背面にあるなど、要素が見えていない状態を防ぎます。
  2. HTML要素の場合はフレームを確認
    エラーになったアクティビティをダブルクリックし、詳細を開きます。要素に「フレーム」という入力欄が存在しているので、そちらをご確認ください。
    上記方法と同様に、レコード機能で同じ箇所をクリックし、新たに取得されたアクティビティのフレーム要素をご確認願います。
  3. 上記で改善されない場合は調査が必要
    キーエンスカスタマーサポートまでお問い合わせください。

要素が変化していた場合

XPathの比較で要素が変化していた場合、指定箇所が変動する箇所であることが原因です。以下の方法で改善することが多いです。

改善方法

  • Try-Catchを活用する
    要素のパターンを確認し、パターンに合わせて「Try-Catch」でエラーになれば次の要素へ回避することが可能です。
  • 画像認識とキー操作に変更する
    要素認識から画像認識やキー操作に切り替えることで、変動箇所への対応が可能です。
  • 繰り返しとTry-Catchを組み合わせる
    すべての要素で安定したシナリオを作成することも可能です。その場合は、ぜひ弊社にご依頼くださいませ。

まとめ

「要素が見つかりません」エラーの原因は、主に以下の2パターンに分類されます。

  • 要素が変化している場合:XPath比較で確認し、Try-Catchや画像認識への切り替えで対応
  • 要素が変化していない場合:ウィンドウの表示状態やフレーム要素を確認

適切な調査手順で原因を特定し、上記の改善方法で解決を目指してください。解決が難しい場合は、RKパートナーズまでご相談ください。

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