製造業の月次決算業務をRPAで80%短縮|導入事例
導入事例

製造業の月次決算業務をRPAで80%短縮|導入事例

2026.04.1510分で読めます
#製造業#月次決算#RPA導入#業務効率化

導入背景

東京都内に本社を置く製造業A社様。従業員数約200名で、経理部門は5名の体制で月次決算業務を行っていました。月次決算の締め日には全員が残業する状況が恒常化しており、業務負荷の軽減が急務となっていました。

課題分析

ヒアリングの結果、以下のような課題が浮上しました。

  • 複数のシステム(ERP、給与管理、売上管理)からデータを手動で集計
  • Excelでの集計作業に3時間以上を要し、人手不足で締め日が遅延
  • 入力ミスによる修正作業が発生し、追加で1時間以上のロス
  • 属人化が進み、担当者が休暇を取りにくい環境

解決策の設計

RKシリーズを活用し、以下のフローを自動化しました。

自動化フロー

  1. ERPシステムへ自動ログインし、当月の仕訳データをCSV出力
  2. 給与管理システムから社保・税額データを抽出
  3. 売上管理システムから入金データを取得
  4. 各データを指定フォーマットで集計し、決算資料用Excelを自動生成
  5. メールで経理担当者へ完了通知

導入効果

項目BeforeAfter
集計作業時間3時間20分
入力ミス件数月平均5件0件
締め日の残業全員で3時間不要
担当者の休暇取得困難円滑化

成功のポイント

今回の導入が成功した理由には以下のような要素があります。

1. 現場の細かなヒアリング

単に「月次決算を自動化する」のではなく、どのシステムのどの画面からどのデータを取得するか、エクセルのどのセルに貼り付けるかまで、現場の担当者と一緒に確認しました。

2. 段階的な導入アプローチ

全機能を一度に自動化するのではなく、まず「ERPデータの自動抽出」から始め、1週間の運用で問題がないことを確認してから次のフェーズへ進みました。

3. 徹底したテスト

通常業務データだけでなく、月末・月初特有のデータパターン(前月繰越、翌月繰り越し等)も含めてテストケースを作成し、網羅的に検証しました。

まとめ

月次決算のような定型的な集計業務は、RPA導入の効果が出やすい分野です。ただし、単にツールを導入するだけでなく、現場の業務フローを丁寧に理解し、運用後の保守体制を整えることが、成功への鍵となります。RKパートナーズでは、このような導入支援から運用保守までトータルサポートを提供しています。

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